『裸・ワルキューレの冒険』
モンスターとの戦いの直後、返り血を浴びたワルキューレは、
森の中の泉で水浴びをする事にする。
甲冑を取り、ワンピースの衣服を脱ぐと、
ソレを畳んで、泉のほとりへと置く。
無用心と言われれば、確かにそうだったのかもしれない。
数分後、水浴びから戻ったワルキューレが見たものは、
自分の甲冑とベルト…そして兜だけだった。
剣と盾は勿論の事、綺麗に畳んで置いてあった筈の衣服すら、
その場からは無くなっている。
誰かの悪戯…。
もしかしたら…ズールの仕業?
そんな漠然とした疑念を抱くワルキューレであったが、
事態は彼女が考える以上に、深刻な物であった。
仕方無しに、甲冑だけを装着するワルキューレ。
辛うじて乳首は隠れる物の、小さな胸当てだけでは、
ワルキューレの豊満な乳房を、受け止める事は不可能だった。
今にでも甲冑からこぼれ落ちそうな乳房と、
無防備に晒されているワルキューレの秘所。
とても戦闘など出来そうに無い、哀れな女神の姿。
そんな彼女の前に、先程倒したはずのモンスターが、
ワルキューレの衣服を持って立ち塞がる。
(さっきのモンスターの仲間…倒し損ねた!?)
そのモンスターの姿に、呆然と立ちすくむワルキューレ。
武器は無く、裸同然の状態では、
流石の女神も、ただの少女と変わらない。
抵抗らしい抵抗も出来ないまま、
ワルキューレはモンスターに捕まってしまう。
秘部を隠す為に、前面に垂らしていた長いベルト。
貞操を守る為の最後の砦は、いとも簡単に逆手に取られ、
今やヴァギナを責め立てる、格好の道具へと成り果てていた。
「いやぁぁぁっ!何をするのっ…だっ、駄目ぇぇぇぇっ!!」
女神から一人の女へと堕ちていくワルキューレ。
彼女への陵辱は、まだ始まったばかりである。